焼き菓子サブレやケーキを撮影する時のコツやカメラの設定内容は?
実際に手に取れないお客様に画面の前で、購入前にいかにイメージをもってもらえるか。ネットショップで最重要になってくるのが写真のクオリティ。購入率を上げる上で、お店の雰囲気を伝える為にとても大切だ。今回は洋菓子を商材に、撮影時の設定やコツを紹介していく。
どんなカメラで撮ったの?
Canon EOS 7D EF-S 15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
2011年に購入した7D。広角よりの写真が好みの為、レンズもいくつか購入したもののEF-S 15-85mmが汎用性が高くこれに落ち着いている。
どんな設定で撮ったの?
夕暮れ時から撮影を始めた為、ISO高め、クリップオンストロボ使用のパターンで手持ち撮影。※画像下に設定値を掲載
ISO1000 35mm f/4.6 1/80
ISO100 31mm f/4.5 1/100
Nissin DIGITAL i40ストロボ使用
どういうところを見て撮っている?
①正面、上から、食べる時に見る目線を意識する。
何を伝えたいか焦点を1つに絞る
②商品の特徴を的確に撮影する。
美味しそうなポイントを伝える。
カリカリ、ふわふわ、サクサク、しっとり、さっぱりなどなど、素材の食感や質感を意識して撮影する。
ISO100 85mm f/5.6 1/100
Nissin DIGITAL i40ストロボ使用
ISO100 44mm f/5 1/100
Nissin DIGITAL i40ストロボ使用
パターンはどんなのがあるといい?
商品の特徴をとらえた画像も大事だが、購入後のイメージも重要だ。たとえばコーヒーと一緒にあるとおやつの時間が連想できる。1人で食べるか、家族で食べるか、誕生日やパーティーか、シーンを思い浮かべながら付随した場所や食器などの小物を用意して撮影していく。
ISO1000 44mm f/5 1/80
お皿に手を添えてみると人気(ヒトケ)が出る。温もりが出る。
ISO1000 15mm f/3.5 1/80
まとめ
ちょっとした工夫で写真の印象は全然変わってくる。
写真の品質が高いとネットショップの雰囲気や商品の特徴をきちんと伝えられる。正確な情報やおいしそうな写真を撮る事で転換率を向上させ、実物とのギャップを埋める事で返品率を下げる事ができる(食品で返品は商品の性質上ほとんどないと思うが思っていたのと違ったというレビューを防ぐ事ができる)
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