はじめ文庫

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海炭市叙景 佐藤泰志著 小学館文庫 2010 はじめ文庫の本棚から

海炭(かいたん)市という、函館を思わせる架空の町が舞台です。海に囲まれ、低い山があり、繁華街があり、市電が走り、山の上に墓地がある。そんな町の地図の中から、そこで暮らしている人々、兄妹、夫婦、親子らを拾い出し、その周辺の人たちにも焦点をあて、それぞれを短編につくっています。
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くすりとほほえむ元気の素 レトロなお薬袋のデザイン 高橋善丸著 光村推古書院 2011 はじめ文庫の本棚から

著者は明治から昭和40年頃までの、約5,000点の薬袋、薬を詰めたガラス瓶や缶、また薬袋やラベルやチラシに印刷した木版や銅板、はたまたわたしの子供のころにも富山のくすり屋さんが置いていった紙風船などのおみやげ品なども集めたグラフィックデザイナーで、 この本にはその内の約1,600点あまりが掲載されています。
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奇妙な情熱にかられてーミニチュア・境界線・贋物・蒐集 春日武彦著 集英社新書 2005 はじめ文庫の本棚から

どなたにもなぜか分からないけど好きなもの、集めているもの、 だいじにしているものなどおありでしょう。 また境界線にこだわってしまうとかありませんか。 そんなことをちょっと考えてみようと思ったら、この本を開いてみてください。
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「檀流クッキング」 檀一雄 中公文庫 2002改版(初版1975) はじめ文庫の本棚から

今年は何年? 令和何年? などとよく分からなくなるので、 202(庭に)、1(ひとつ)の幸せをひろおう令和さんと覚えました。 コロナさんのおかげで、幸せひとつは少ないので、何度も拾う予定ですがね。 一番に拾いたいのは健康ですね。
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よむ@はじめ文庫開催のお知らせ

はじめ文庫ではこの10月から読書会を始めてみようと思います。 第1回は、デンマークの童話作家、詩人のアンデルセン作『即興詩人』です。森鴎外訳の本に挑戦してみます。
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はじめ文庫通信アーカイブ 2021年5月号

はじめ文庫通信は、はじめの妻がFacebookにあげている「はじめ文庫の本棚」を札幌在住の娘が勝手に編集している新聞です。気が向いたときに発行します。
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はじめ文庫通信アーカイブ 2021年9月号

はじめ文庫通信は、はじめの妻がFacebookにあげている「はじめ文庫の本棚」を札幌在住の娘が勝手に編集している新聞です。気が向いたときに発行します。
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井のいち2021にて出張はじめ文庫

井のいち2021は新型コロナウイルス感染対策のため、2日間に分けて小規模開催いたします。開催期間:2021年5月15日(土)5月16日(日) 10:00-16:00 雨天決行
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「日本語練習帳」 大野晋著 岩波新書 1999 はじめ文庫の本棚から

著者の大野晋はこの本を出したとき、お年80才でした。 1月20日に第1刷が出版され、3ヶ月後の4月22日には、 第3刷が増刷されたほど人気だった本です。
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「夜は暗くてはいけないかー暗さの文化論」 はじめ文庫の本棚から

夜は暗くてはいけないか? と言われたのなら、そりゃ暗くたっていいですよと本棚の前でひとりごと。部屋の電灯が明るすぎるってことかな?日も暮れて帰宅したら、あちこちの電灯を、ひととおり点けて回ります