はじめ文庫ではこの10月から読書会を始めてみようと思います。
第1回は、デンマークの童話作家、詩人のアンデルセン作『即興詩人』です。森鴎外訳の本に挑戦してみます。
アンデルセンの童話は誰でも知ってますね。
『マッチ売りの少女』『人魚姫』『裸の王様』『雪の女王』・・約150編あるようです。『即興詩人』は、小説です。
即興で詩をつむぐ詩人になるという夢を持った少年アントニオが、イタリアを旅して行く話で、少年アントニオはアンデルセン自身です。
自然と風俗が美しく描かれていて、イタリアを旅する時は必ず持って行きたい本です。
森鴎外はドイツ語に翻訳された本から日本語に訳しています。
美しい日本語です。古い聴き慣れない言葉も出てきますが、声に出して読んでみましょう。分かりやすくなり、日本語の言葉や音がどんなに美しいか気付かされます。
はじめ文庫の来室は予約制となっております。
「よむ@はじめ文庫」どうぞお気軽にお出かけください。
10月16日(土曜日)15:00〜16:30
はじめ文庫は10月は16日、17日の土日(12:00〜18:00)を開けています。
※関連商品:
こちらは神西 清訳のものです。
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