はじめ文庫

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「夜は暗くてはいけないかー暗さの文化論」 はじめ文庫の本棚から

夜は暗くてはいけないか? と言われたのなら、そりゃ暗くたっていいですよと本棚の前でひとりごと。部屋の電灯が明るすぎるってことかな?日も暮れて帰宅したら、あちこちの電灯を、ひととおり点けて回ります
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「東京の地霊」 鈴木博之著 文春文庫 はじめ文庫の本棚から

はじめ文庫の本棚から 第10冊目 もうだいぶ前のことになりますが、「福羽逸人って知ってるか?」と、夫に言われ、「そんな人、知らないな」と答えました。
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「文豪怪談傑作選 柳田國男集 幽冥談」 東雅夫編 はじめ文庫の本棚から

『高野聖』や『婦系図』など、明治、大正の時代に怪異文学を書いた泉鏡花の作品は、だいたい明治のことばも分からなくて、読み進めないでいたので、その面白さも知らずにいました。はじめ文庫から、怪異とか、幽霊とか、綺想とかに関連するような本を抜き出してきましたが、その中の1冊が、この柳田國男の幽冥談です。
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「童話集 銀河鉄道の夜 他14篇」宮沢賢治作 谷川徹三編  岩波文庫 はじめ文庫の本棚から

この童話集の中に、「注文の多い料理店」という1篇があります。奥深い山の中に、二人の紳士が迷い込んで、そこで見つけた山猫軒というレストランに入る話です。
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「桂離宮」「月と日本建築ー桂離宮から月を観る」「つくられた桂離宮神話」はじめ文庫の本棚から

はじめ文庫の本棚から7冊目 「桂離宮」 川上貢著 小学館  「月と日本建築ー桂離宮から月を観る」 宮元健次著  光文社新書  「つくられた桂離宮神話」 井上章一著 講談社学術文庫 
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「日本の放浪芸」「私のための芸能野史」はじめ文庫の本棚から

はじめ文庫の本棚から6冊目「日本の放浪芸」7枚組LP 小沢昭一取材・構成 ビクター 1971 「私のための芸能野史」 小沢昭一著 ちくま文庫 1973
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「峠をこえた魚」 神崎宣武著 はじめ文庫の本棚から

この本を読み終えたあと、なんだか幸せな気分になりました。底のほうで、静かな温かいものが揺らいでる感じです。本自体は島根県の海辺の町から、峠(県境)を越えて中国山地の山中に、魚を運ぶ行商のおばあさんに同行した話です。
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「野の記憶」− 人と暮らしの原像 佐々木哲哉著 はじめ文庫の本棚から

10月は昔でいえば神無月。全国ヤオロズの神はみな島根県出雲へ行ってしまっていなくなるから神無月と、昔教わったりしました。八百万の神が集まって会議をするんですね。
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「木村伊兵衛の昭和」と「木村伊兵衛昭和を写す」 はじめ文庫の本棚から

はじめ文庫(マイクロライブラリー)の本をできる限り紹介しています。 今回は、「木村伊兵衛の昭和」と「木村伊兵衛昭和を写す」
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「両さんと歩く下町ー『こち亀』の扉絵で綴る東京情景」秋本治著 はじめ文庫の本棚から

はじめ文庫(マイクロライブラリー)の本をできる限り紹介しています。 今回は、「両さんと歩く下町ー『こち亀』の扉絵で綴る東京情景」秋本治著